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品質面 女性用下着からのGB・APD落下防止改善

女性用下着からのGB・APD落下防止改善

管理服の中に着る女性用下着のガラスバッジ・個人線量計収納ポケットにマジックテープを縫い付けることで、どんな作業をしていてもガラスバッジ・個人線量計がポケットから落下してしまうケースがなくなりました。またポケット内の位置もしっかり固定できるため、作業中も気にならなくなりました。 ───以下詳細─── 改善グループ:再処理洗濯グループ 管理服の中に着る女性用下着のガラスバッジ・個人線量計収納ポケットは腹部に配置されていますが、前かがみ等の作業中によくガラスバッジや個人線量計がポケットから脱落してしまうことが発生しておりました。万が一ガラスバッチや個人線量計が破損してしまうと、線量測定が出来なくなってしまいます。 ● マジックテープの縫い付け ポケットにマジックテープを縫い付けることで落下するリスクを軽減することが出来ました。 本改善は入社2年目の女性社員の提案でしたが、当たり前を当たり前だと思わない視点が生んだ素晴らしい事例となりました。

品質面効率面 洗濯設備内の詰まり防止改善

洗濯設備内の詰まり防止改善

管理服を洗濯する設備のリサイクルタンク内にフィルターを別途設置することで、詰まりによる工程停止を回避し、稼働率の向上を図ることが出来ました。また詰まりに伴う差圧による機器への負担も軽減にも繋げることが出来ました。 ───以下詳細─── 改善グループ:再処理洗濯グループ 管理服を洗濯する設備は、処理運転を続けていると洗濯物から出る油分や繊維によって少しずつ浮遊ゴミが発生し、ろ過装置が詰まるケースが発生し、都度詰まりを除去するために繁忙期にすべての管理服を洗濯することが出来ない可能性があります。 ● フィルターの設置 リサイクルタンク内の水中ポンプと排水部分にフィルターを設置することで、ろ過装置に排水される前にある程度の浮遊ゴミを捕獲することができ、詰まりによる運転工程の停止を防ぐことが出来るようになりました。また詰まりが発生しにくくなったことで機器への負担軽減も図ることが出来ます。

安全面効率面 現場靴棚の整理整頓強化改善

現場靴棚の整理整頓強化改善

現場靴棚の上部に傾斜がついたプラスチック段ボールを設置することで、靴箱上部に靴を乱雑に置くケースを0件にできました。靴を靴箱上部に乱雑に置くと頭部に落下する危険もあり、本改善までは出入管理員が都度収納し直していたため、効率向上にも繋がりました。 ───以下詳細─── 改善グループ:出入管理グループ 現場には多くの靴箱が設置されておりますが、作業者は最寄りの靴箱を使いたくなることで靴箱上部に乱雑に靴を置かれるケースが多く発生しておりました。乱雑に靴を置くと靴箱周辺に別作業者が来た際に頭部に落下してケガをする危険性もありますので、出入管理員が定期的に巡視を行い、靴箱の整理整頓を実施しておりました。 ● 現場靴箱上部の靴置き禁止措置 プラスチック段ボールで傾斜がついたガードを制作して配備することで、靴を靴箱上部に置けないようにしました。 物理的に靴を置けなくなったおかげで乱雑に置かれることがなくなり、安全性が向上しただけでなく出入管理員の作業効率の向上にも繋がりました。

安全面効率面 現場更衣室のレイアウト改善

現場更衣室のレイアウト改善

現場更衣室のレイアウトを一新することで、作業員・受付員の動線が明確となり、安全性と使用済み洗濯物の回収効率が向上しました。 ───以下詳細─── 改善グループ:再処理洗濯グループ 以前の現場更衣室のレイアウトは配備棚がバラバラに配置されておりましたので、作業員の動線が定まっておらず、受付者と動線が同一のため衝突することもあり、若干危険がある状況でございました。また長椅子もバラバラに配置されていましたので、同一作業に従事する多くの作業者が一度に来られた場合は、特に一ヶ所に集まって着替えることが多いため、地面に座り込む作業者も多く、以下画像のポイントAの受付部屋前で座り込んで動線を妨げるケースもあり、同じく安全面の懸念がありました。 他にも使用済み洗濯物の回収棚も様々な場所に配置されておりましたので、回収に時間を有する状態でございました。 ● 現場レイアウトの改善 配備棚と回収棚をまとめるようにレイアウトし、パーティションを設置することで動線も明確にすることができ、作業者と受付者が衝突するリスクが軽減しました。また棚をまとめることで回収効率も向上することが出来ました。 また長椅子についても一ヶ所に集めることで、大人数が一度に来られた場合でも地面に座り込む方も減少しました。

品質面効率面 校正用線源のサーベイ時台座制作

校正用線源のサーベイ時台座制作

校正用線源を搬入前サーベイ専用の台座を制作することで、サーベイメーターを置くだけで測定出来るようになりました。これに伴い測定方法のバラつきがなくなり、だれでも簡単に且つ安全にサーベイ出来るようになりました。 ───以下詳細─── 改善グループ:出入管理グループ 校正用線源を管理区域内に持ち込む際には、事前サーベイを実施する運用となっており、混雑時でも正確に時間をかけて測定する必要がありました。 人が手にもってサーベイをすると測定距離や測定時間等のバラつきが出てしまうこともあり、改善方法を検討することとなりました。 ● 測定時台座の制作 校正用線源に被せる形の台座を制作することで、台座の穴にサーベイメーターの検出器を置くだけで正確に測定できるようになりました。 これに伴い、混雑時でもだれでも正確かつ簡単に測定することが出来るようになりました。

品質面効率面 リストバッジ保管方法改善

リストバッジ保管方法改善

末端部評価線量計「リストバッジ」の保管方法を改善することで、貸出・返却状況の管理が容易となり、スムーズな受付ができるようになりました。またケース内干渉による破損のリスクも低減することが出来ました。 ───以下詳細─── 改善グループ:出入管理グループ 末端部評価線量計は以前まで「指リング」が運用されておりレターケース内にて保管しておりましたが、「リストバッジ」に変更されたことでレターケースにバンド部が引っかかることも多くなってしまいました。また貸出は付番順に行わなければならない状況で元々トレー内で無造作に保管しておりましたので、貸出毎に対象を探す必要があり、スムーズな貸出が出来ておりませんでした。また貸出・返却状況の管理も一目でできない状況となっておりました。 ● 貸出・返却管理状況の把握改善 視覚的に番号をわかりやすくするために、カラーボードを加工したものでレターケース内を仕切り、底部に番号シールを貼り付けました。 改善はかなり安価ですぐ実施することができ、作業員の受付混雑時でもスムーズ且つ的確に対応することが可能となりました。 また現在の貸出・返却管理についても一目で把握できるようになりました。 ● リスト部の干渉改善 レターケース毎に上部フィルムを取り付けることで干渉することがなくなりました。 フィルムもトレー内で引っかかることもないので、品質面においても問題なく運用できるようになりました。