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圧縮減容体吊具の制作【創意工夫功労者賞受賞】

圧縮減容体吊具の制作【創意工夫功労者賞受賞】

設計部署業務部 業務二課 廃棄物管理グループ

用途工場内廃棄物の処理量を安定化させ、自動運転操作を継続させラインを継続させるものです。

制作に至った経緯

現在当社では工場内の廃棄物入りドラム缶を3分の1~5分の1に圧縮減容し、ドラム缶に充填する自動運転操作を実施しているが、ドラム缶内の廃棄内容物構成が不良である場合、圧縮減容時に片潰れが発生したり、重心が偏った減容体が発生したりしてしまうことがある。
これらが発生しても問題なく充填出来る機構であるが、その圧縮減容体充填後に次工程へクレーン搬送される際に、重心が偏り不安定になると工程が自動で停止してしまうケースがある。
万が一前項のようなドラム缶が発生した場合は、手動モードに切り替えて遠隔操作で復旧するために、処理運転を継続できず処理量が低下してしまう。またラインから外し、人手で取り出そうとしても圧縮減容体は重いもので約260Kgあるため取り出すことも難しく、圧縮減容体と充填済みドラム缶内部のクリアランスが20mm程度のために既製品吊具では掴めず、取り出すことが出来ないためそれらをクリアできる独自の吊具が必要となった。

設計・制作過程

様々な状況から以下の点を留意しなければならなかった。

① 稀にステンレス製ドラム缶を使用する為、磁石不可。
② 内容物が飛び出す可能性もあるため、穴あけ機構不可。
③ 充填ドラム缶と減容体のクリアランスが20mm程度のため、掴み具の厚さを薄くしなければならない。(20mm以下)
④ 装荷の仕方次第では把持角度を自由に調整要。
⑤ 最大荷重260㎏以上要。
⑥ 万が一表面が濡れていても滑らない、且つ少しのしわで把持できる構造要。
⑦ チェーンブロックを使用する為、振動で外れないもの。
⑧ 本体が200kg未満であること。
⑨ 把持のロック・解除が簡単に出来る機構要。

制作しながら様々な調整を経て、これらを全てクリアすることが出来た。

運用後の効果

現在では運用している現場でも問題なく人手での装荷・取り出しが実施出来ている。吊具自体の劣化も今のところ確認されていない。また懸念されていたラインを停止することが無くなったため、処理量低下を発生させることがなくなった。 今後も同様な場所があれば応用可能であるため、どんどん提案していきたい。

■制作工場でのモックアップ試験  ※音量注意(BGM入り)

大型スロープの制作

大型スロープの制作

設計部署業務部 業務二課 廃棄物管理グループ

用途自社内・関連企業様が使用する搬送作業場所にて部屋間の境界に段差をなくし、作業効率を上げるものです。

制作に至った経緯

現場内での搬送作業にて搬送先に小階段があり、搬送対象のコンテナ台車の搬送する際は、部屋間の小階段下に設けられていた収納棚まで人が等間隔に並び、受け渡しリレーで装荷物を搬送していた為、搬送対象が多い場合はとても時間が掛かった。また、作業員の負担も大きかった。
また搬送作業に人が取られすぎて、業務を円滑にまわすことが困難になっていた。

設計・制作過程

以前納品した小型スロープの技術を応用して再設計・設置していたが、今回は小階段上から階段下までスロープを築かなければならなかった為、大型設計とした。
またお客様への負担を考慮し、手摺部分は現存で使用していない手摺を再加工することでコストダウンした。
今回は90度の方向転換が必要になるため、突き当たり部には青ベニヤ板を設置して緩衝対策を施した。

運用後の効果

納品・設置したあとの現場は、とてもスムーズに搬送作業が可能となっている。階段下の部屋に設置していた収納棚も解体し、今ではコンテナ台車のまま保管することが可能となっている。
今後も同様な場所があれば応用可能であるため、どんどん提案していきたい。

小型スロープの制作

小型スロープの制作

設計部署業務部 業務二課 廃棄物管理グループ

用途自社内だけでなく、関連企業様も使用する搬送作業場所にて部屋間の境界に段差をなくし、作業効率を上げるものです。

制作に至った経緯

現場内での搬送作業にて部屋間の境界に段差があり、搬送対象のコンテナ台車の搬送する際は、部屋間にもう一台空のコンテナ台車を用意して装荷物を載せ替えていた為、搬送対象が多い場合はとても時間が掛かった。また、作業員の負担も大きかった。
従来品のスロープも存在していたが、鉄製の為にとても重量があり、対象スロープを運ぶだけでも4人程度で設置しなければならなかった。

設計・制作過程

当社で再設計・設置することを目標に進めていたが、アルミ製で制作すると、破損した際に廃棄することが難しいという観点から同じく鉄製ではあるが、中抜き加工をすることにした。
勿論中抜き加工をしても、装荷物入りのコンテナ台車に耐えられる耐荷重にしなければならなかった。

運用後の効果

納品・設置したあとの現場は、とてもスムーズに搬送作業が可能となっている。スロープも2人で容易に設置できる本体重量であり、耐荷重的にも余裕を持つことが出来た。
今後も同様な場所があれば応用可能であるため、どんどん提案していきたい。

操作盤タッチパネル部カバーの制作

操作盤タッチパネル部カバーの制作

設計部署業務部 業務二課 廃棄物管理グループ

用途アクリル製操作盤のタッチパネル部の日焼けと落下を防ぐものです。

制作に至った経緯

現場内で遠隔操作する際に取り扱う操作盤のタッチパネル部に、アクリル製のカバーが設置されている。これはタッチパネルが日焼けによる劣化をしないために設置されている。
しかしアクリル自体が日焼けによる劣化でマグネットとの設置部分が剥離し、自然と操作盤から外れ、自由落下で床に落ちて破損している箇所が数か所確認された。 そのため、当社ではアクリルに代わる劣化しずらい素材でカバーが制作出来ないか試みることにした。

設計・制作過程

当社で検証した結果、アクリルよりもPET材の方が劣化が少ないことを確認出来た為、素材をPETに決定した。しかし、PET材にマグネットを取り付けられる接着剤を見つけるのが難しかったため、溶着式の接着剤が必要と判断した。
一枚のPET板から加工する際に切断・曲げ・研磨加工をする際に、手作業で行ったため時間を有してしまったが制作マニュアルを作成することで誰でも作れる環境を作ることができた。
マグネットも従来品よりも強力なものに切り替え、劣化しずらいものを選定した。また、手作業で制作するために比較的安価に設定できた。

運用後の効果

納品・設置したあとの現場は、問題なく設置出来ている。またマグネットが強いために作業員が落としてしまう可能性も減少できた。
今後も同様な場所があれば応用可能であるため、どんどん提案していきたい。

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